7月5日（月）放課後に、職員人権研修を実施しました。
今回のテーマは、『部落問題と向き合うために』～「部落差別解消法」時代の現状と課題を考える～で、講師は、一般財団法人大阪府人権協会の事業部主事である本郷浩二先生でした。
あらためて、「部落問題（同和問題）」とはどのような問題なのか、部落問題の現状をどうみるかから始まって、1．同和地区はどう変わってきたか～同和対策事業と部落の変容、２．部落問題は今、どうなっているか～同和対策事業終了後の現状、３．部落問題にどう取り組めば良いか～「部落差別解消法」の時代、という３つにわけて、詳しく講義をしていただきました。
令和３年度の「府立学校に対する指示事項」には、第３章『豊かでたくましい人間性のはぐくみ』の中に、＜人権教育の一環としての同和教育の推進＞で、関係法令及び答申等の趣旨を踏まえ、課題のある子どもたちに対する人権尊重の視点に立った取組みを進めるとともに、同和問題（部落差別）の早期解消に向けて、人権教育の一環として同和教育の推進に努めることと、これまでの同和教育の実践や成果を生かし、同和問題（部落差別）をはじめとする様々な人権問題の解決に向けて、人権教育を推進すること、が謳われており、本校でも、毎年、教職員全員参加で、同和問題の研修会を行っています。今回学んだことを今後更に生かしていきたいと思います。
