9月7日（火）1人1台端末利用と、全クラスが同時にオンラインで授業配信する様子を枚方第三中学校で見学させてもらいました。
1人が1台のICT端末（iPadやchromebookなど）を持って行う新たな形態の授業は、文部科学省のＧIGAスクール構想の下、枚方市内の小中学校では、既に昨年度から新学習指導要領の実施とともに始まっています。
大阪府立高校でも、今年度今学期から生徒1人に1台の端末が配られて授業を始めることになり、本校でも配布が始まりました。「知識、技能」については、個別最適化した学習にして自己肯定感を高めるようにし、学校では、協働学習等で多面的多角的に考察することで「思考力、判断力、表現力」を磨くということが言われています。
高校でも次年度の高校1年生から、新学習指導要領に基づいたカリキュラムが学年進行でスタートし、学校の評価についても新観点別評価になります。新たな時代の新たな教育を進めるに当って、1人1台のICT端末は、新たな手段として利用することになります。
また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大で、授業に出られなかったり出にくくなったりする生徒のために、学校の授業をオンラインでＩCT端末につないで授業に参加することも可能になっています。
これらのことについて、1年先行して行われている中学校の授業実施状況を、枚方第三中学校のご好意で、本校の教頭や教務主任、ICT ＧIGAスクール構想推進委員会のメンバーたちと一緒に、見学させてもらいました。
見学後は、枚方第三中学校の校長先生や担当の首席の先生と、意見交換や質問に答えていただく時間もいただきました。また、ご苦労されて作られた学校独自のICT利活用マニュアルも頂戴しました。
枚方第三中学校の先生方、本当にありがとうございました。
