2月9日(水)6,7限に、2年生の「総合的な探究の時間」で、枚方市長や枚方市の各部門の職員の方に牧野高校にご来校いただき、8つのチームが『市長への提言』のプレゼンテーションを行いました。市長からは、生徒たちのひとつひとつの提言に対して、市の行政のトップとして、そして若い高校生たちの教育の観点からもいろいろ質問をしていただき、個々への講評や、最後に総評もしていただきました。
牧野高校2年生の探究活動では、今年度8つのクラスが、各クラス5名ずつ8つの計64チームを作り、枚方市公民連携プラットフォームで募集しているものから自分たちで選んだ題材について、研究テーマにして調査や取材を行いました。そのうえで、12月には枚方市の担当部署の方々に牧野高校にお越しいただいて、中間報告をして、アイデアの斬新性や実現可能性等の質疑と精緻化の追究などを行いました。
この日は、校内の選考を経て選ばれた各クラスの代表の8チームが、直接、枚方市の行政のトップである枚方市長に対して、①「農業地振興地域の更なる発展について」、②「王仁公園の現状と打開策」、③「LET'S シェア(シェアリングエコノミー)HIRAKATA」、④「枚方宿~活気あふれるまちづくり」、⑤「枚方市の人口減少STOP大作戦」、⑥「枚方アウトドアプロジェクト」、⑦「止まらない車たち」、⑧「枚方名物"くらわんか~!!"」という8つのプレゼンテーションを行いました。
今年の4月から民法改正で成年年齢が140年ぶりに20歳から18歳になり、この学年の生徒たちは、初めて高校生として親ではなく自分の意思で物事を決め、社会の中で責任ある立場の構成員となります。
「総合的な探究の時間」は、生徒が社会に出た時に直面するような「教科書や答えがない問題」について、教科や科目の枠を外して協働で調査したり、考えたり、判断したり、表現したりするようになっています。
今日の経験をこのまま終わりにしないで、自分が住む街で興味を持ったことなら、せっかくの市長からの質問や助言を基に、更に深掘りしてもらいたいと思いました。
冷え込みが厳しい日となった牧野高校の体育館でしたが、未来に向かって熱いものを感じました。
ご縁をいただいている枚方市長と枚方市の職員の方々に、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。