皆さん、今日(6月23日)は何の日かわかりますか?歴史で学んだことがあるかもしれません。
本日は、第二次世界大戦の沖縄戦から80年の「慰霊の日」にあたります。「慰霊の日」は、沖縄における旧日本軍の全軍の組織ある防衛戦闘が終結した日となっています。
沖縄県では、条例で「第二次世界大戦において多くの尊い生命、財産及び文化的遺産を失った冷厳な歴史的事実にかんがみ、これを厳粛に受けとめ、戦争による惨禍が再び起こることのないように、人類普遍の願いである恒久の平和を希求するとともに戦没者の霊を慰めるため」に6月23日を「慰霊の日」と定めています。
私たちは、ほとんどが戦争を知らない世代になっています。しかし、戦争は過去に起きた事実であり、多くの尊い命が失われたのも事実です。それは、しっかりと学び、引き継いでいかなければなりません。
谷川俊太郎氏の誌に「兵士の告白」というのがあります。随分昔、高校時代にこの詩を読んで衝撃を受けた記憶が、今でも忘れられません。みなさんも、気になったら読んでみてください。
世界では、今なおさまざまな国で争いがあり、尊い命が失われ続けています。記憶は時代とともに薄れていくものですが、絶対に忘れてはならない記憶もあります。戦後80年が経過し、今日本も、その岐路に立たされている気がします。
話は変わりますが、明日6月24日(火)は、日本に来られている留学生の方が本校に来校し、交流会を実施します。またとない機会ですので、奮って参加してください。
なお、15:30から会議室で行います。よろしくお願いします。