先週に引き続き、8月30日(木)の午後、「寝屋川支援学校相談サポート(NSC)公開講座」がありました。
前回と同じく、梅花女子大学の伊丹昌一先生を講師にお招きし、「自閉症の子どもたちに対しての対人関係・コミュニケーションの指導(ソーシャルスキルトレーニング)」というテーマで講演していただきました。
前回学んだ自閉症の概念や特性をベースに、「感覚・認知の違い」に対するアプローチとしてソーシャルスキルという視点があることをまず確認しました。
子どもへの指示は具体的にすること、×(バツ)ではなく○(マル)で行動を示すこと、目標は子どもが成功できるものにすることなど、明日からの指導にすぐに活かすことができるアドバイスをいただきました。
子どもを指導するにあたり、援助は徐々に減らしていくことや、褒めること(子どもは友だちに褒められると一番うれしい!)、待つこと、振り返ることが大切で、子どもの自己肯定感や自己理解につながる支援を皆で頑張っていこうとまとめられました。