
8月28日(火)の午後、本校の教職員対象に『第1回 キャリア教育勉強会』を実施しました。
本校の加藤教頭に講師のお願いをし、ワークショップ形式の勉強会を通して、キャリア教育について造詣を深めました。
勉強会の内容は、「ワークショップを通して、児童生徒の実態から、児童生徒に身に付けさせたい力を考えるとともに、その力を身に付けさせるために支援的要因となる本校の強み等を明らかにする。」をねらいとして、3つのワークショップを行いました。

ワークⅠは、ウォーミングアップ。
誕生日の早い順に席替えをして、隣同士で自己紹介を行いました。
自分発見シートを活用することで、参加者は1分間という短い時間で緊張をほぐすことができました。
また、このシートを活用することで、「自己理解を深めること」、「児童生徒の言葉の幅を拡げる」ことにつながると述べられていました。

続いてはワークⅡ。
『「児童生徒に身に付けさせたい力」さがし』という内容で、はじめに本校の学校教育目標や各学部の教育目標を例に挙げれらました。
そして各々、学校・家庭・地域での「児童生徒に気になる生活実態」を、付箋に書き付けていきました。
次に、3~4人のグループで出た内容をまとめ、そのまとめたものを踏まえて「児童生徒に身に付けさせたい力」を考え、発表しました。
学部特有のものや、発達段階に応じたものなど様々な意見が発表されました。
「児童生徒に身に付けさせたい力」についても様々な意見が出ましたが、それらは本校の教育目標や各学部の教育目標の内容とリンクしている、という発見もありました。
最後のワークⅢは、SWOT分析でした。
本校の強み等を明らかにするため、SWOT分析の活用方法について学びました。
時間の都合上、内外環境の「機会・支援的要因」と「強み」のみを列挙していきました。
寝屋川支援学校の良さや強みなど、個人→グループ→全体共有という段階を追うごとに、新たな視点での気付きがあり、非常に有意義な勉強会となりました。