8月21日に「平成24年度 地域支援整備事業 北河内ブロック第2回支援教育実践交流会」を実施しました。
昨年度より実践交流会という形式となり、3年間この内容で実施していく方向でスタートしましたが、今年は、寝屋川支援学校が推進校として企画運営を行いました。
昨年度に引き続き、3年間の知識のインプットを経て、実践のアウトプットを行うために企画しました。
ねらいは、
①北河内ブロックで実践している各々が、自分たちから日々の実践を発信することで、より主体的に支援教育を展開できるようになること
②各学校園が抱えている課題への対応策のひとつとして、また支援教育推進のため実践者同士がつながるしかけのひとつとして位置づけること
の2点です。
当日は、前半は北河内7市の先生方22名(小学校11名・中学校5名・支援学校6名)から今までうまくいった事例やポイント・工夫したこと等の事例を各5分ずつリレー方式で発表していただき、後半は梅花女子大学 心理こども学部 教授 伊丹昌一先生にご講評をいただきました。
伊丹先生からは、22名の発表者一人ひとりに対しての講評と、違いを認め合える学級づくりや一人ひとりを大切にする教育、どの子も生かす学習指導、学校内外での連携の大切さ、そして北河内ブロックのつながりのすばらしさついて等、2学期からの活力と元気をいただけるお話をしていただきました。
参加者も昨年度よりもさらに多い280名がありました。
アンケートでも、「たくさんの実践が聞けて大変有意義でした」「自分もやってみようとやる気が出てきました」「伊丹先生のお話がとても温かく分かりやすかったです」等と、多数感想をいただきました。
様々にいただいた反省を活かし、来年度につないでいきたいと思います。