12月27日(木)<14:00~16:00>に、「寝屋川支援学校相談サポート(NSC)第5回公開講座」を実施しました。
大阪府教育センター 支援教育研究室 主任指導主事 閑喜美史先生を講師にお招きし、「授業づくりにおけるユニバーサルデザイン」というテーマで講演していただきました。
参加者は72名で、小学校・中学校の先生方の参加が多く見られました。
ユニバーサルデザインという言葉が随分広がってきているが、形だけになっていないか、授業の質・理解の質を考え、地域に広がり地域につなげるようなライフステージに応じた教育を進めていくことが大切であるというお話から始まりました。
学習指導要領・生徒指導提要等から支援教育の理念を押さえ、認知の特性に活かして選択できる課題を用意する等、指導事例を挙げて具体的にお話しいただきました。
たくさんの写真を見せていただき、ワークも交え、活気のある研修会となりました。
学び方の違いを認め合える学級集団づくりが必要であること、何より子どもの自尊感情を高めることが大切であり、そこが育ってこそ自己理解が進むという内容でまとめられました。
ユニバーサルデザインについて、支援教育の原点に立ち返って考えることのできる有意義な研修会となりました。