12月26日(水)<14:00~16:00>に、「寝屋川支援学校相談サポート(NSC)第4回公開講座」を実施しました。
安原こどもクリニックの臨床心理士である荒牧要右先生を講師にお招きし、「発達障がいを持つ子どもの保護者の思いとその関わり方について」というテーマで講演していただきました。
参加者は111名で、地域の先生方に多数ご参加いただきました。
中でも、今回は幼稚園・保育所の先生方の参加が多く見られました。
DVDを見ながら発達障がいの特性と保護者の子育てストレスについて確認し、相談の事例からどのようにペアレントトレーニングを行っていったか具体的にお話がありました。
悪循環を断ち切り、良循環を作ることが大切であるという子どもへの理想的支援について、実践されておられるペアレントトレーニングのホームワークについての内容から、保護者との関係を良好に築くための教育関係者へのアドバイスをいただきました。
臨床心理士としての日々の取り組みをお聞きする中で、私たちが大切にしなければならない視点をたくさん教わることができました。
最後の質疑応答でも多くの質問が上がり、発達障がいを持つ子どもの保護者との関わり方に対する研修会のニーズの高さがうかがえました。
冬期休業中の年末の日程でしたが、大変有意義な研修会となりました。