【KSC】第3回 アセスメント研修

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8月27日(火)14:00~16:00 寝屋川支援学校にてKSC(北河内支援学校相談サポートセンター)の研修サポート第7回目公開講座が行われました。 
 
守口支援学校の瀧本先生を講師にお招きして、第3回アセスメント研修「WISC-IVの解釈と所見の書き方」というテーマでご講義いただきました。
前回のWISC-IVの実際の検査方法に続いて、今回は、解釈するにあたっての視点や留意点、結果の伝え方について詳しく説明していただきました。
 
解釈にあたっては、検査結果から出てきた数値だけを見るのではなく、検査途中の様子も重要だということを再度おっしゃっていました。
それぞれの検査結果から指標を出し、指標得点間の差から仮説を立て、どの指導につなげていったらいいのか、ということも教えていただきました。
また、WISC-IVでは結果の数値を示すのではなく、所見を文章化することが求められます。
所見の書き方について、所見はあくまでも提案書で、支援の方法(「こういう支援がいいですよ」などとアドバイスができるように)を具体的に書くことが大切だと教えていただきました。
 
講義の後、実際のプロフィール表を見ながら、どんなことが言えるかということを個人でまとめ、グループごとでそれぞれの意見を共有しました。
最後に瀧本先生から、どのように所見を書いたらいいのかを教えていただき、また被検査者に対しての具体的な支援方法、有効だった支援方法等についても説明していただきました。
 
参加された先生方からは、「難しかったが、子どもの支援に生かしたい。」、「今回は初めてだったので難しかったが、継続して学習していきたい。」等の感想をいただきました。
今週から地域の小中学校は2学期が始まり、大変お忙しい中でしたが、みなさん熱心に話を聞いておられ、今回も充実した研修になりました。
 
今回で、夏季休業中の北河内支援学校相談サポートセンターの研修は終了になります。たくさんの先生方にご参加いただきまして、本当にありがとうございました。
なお、計3回のアセスメント研修に関しては、定員超過のため残念ながら参加していただけない先生が多数おられましたことを、お詫びいたします。

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