8月19日(月)14:00~16:00 寝屋川支援学校にて、 KSC(北河内支援学校相談サポートセンター)の研修サポート第6回目公開講座が行われました。
守口支援学校の瀧本先生を講師にお招きして、第2回アセスメント研修「WISC-IVについて」というテーマでご講義いただきました。
研修内容は、WISC-IVへ改定による変更と改善点、実際の検査方法、その検査が何を見ているのか等についても、詳しく説明していただきました。
また、実際に器具を見たり触れたりして、参加者同士で体験していただきました。
体験しながら、記録をするに当たってのポイントも教えていただきました。
①正解不正解だけでなく、被検査者がどのように答えたのか、またどのような順番で答えたのか等もしっかり記入しておく。
②「語音整列」では、どのような覚え方をしているのか(視覚的に映像として覚えているのか、聴覚で覚えているのか)、「絵の抹消」では、どのように絵を消していっているのか(攻略法)等を記録しておく。
検査結果だけでなく、それ以外の情報も被検査者の得意な面や苦手な面を理解するのに役立つとのことでした。
参加された先生方からは、「実際に体験できてよかった。」「WISC-IIIとWISC-IVの違いがよくわかった。」等の感想をいただきました。
今回も、お盆休み明けの猛暑の中参加していただいた先生方にとって、有意義な時間となりました。
次回は今日の研修を踏まえて、解釈の仕方と、その結果をどのような支援につなげていくのかという話をしていただく予定です。