7月26日(火)に北河内支援学校相談サポートセンター(KSC)の第2回 支援教育公開講座が行われました。
今回の講師は、大阪府立守口支援学校の指導教諭、瀧本一夫先生です。
瀧本先生には昨年に引き続きご協力いただきました。
今年は『感覚統合Ⅱ ~支援への応用~』というタイトルでのお話です。
最初に、感覚統合についての基礎的な話があり、触覚・平衡感覚・固有覚といった観点をテーマに、いくつかのワークをまじえて、大変わかりやすく説明していただきました。
ボディ・イメージが未発達な場合に起こる苦手意識や、具体的な事例にまつわるエピソードからどんなことが読み取れるかについてのお話では、それまでの説明 と合わせて「なるほど!」と思える点が数多くあり、感覚統合についての理解を深めることができました。
後半は、授業ですぐに取り入れたくなるような様々なワークを紹介していただきました。
テニスボールや雑巾、コインなども使用しながら、ペアワークあり、列ごとに行うものありと、盛りだくさん!
次々に紹介されるワークの数々に、参加された先生方も終始笑顔で、楽しく取り組まれている姿が印象的でした。
「これは難しいので、できなくても大丈夫です」と、すかさずフォローしてくださる瀧本先生の優しさも有り難く感じられました。
講義後も個別の質問に快く応じていただき、大変感謝しております。
瀧本先生、ありがとうございました。