防災に関する全校職員研修

12月7日(金)に、防災に関する全校職員研修を行いました。

今回は、「災害時における課題対応型グループワーク」を実施しました。
災害時のある場面についてイメージしながら、児童生徒、教員の安全を確保するたに、自分ならどう判断しどのように行動するかを考え、グループ内で共有していきました。

まず、初めに想定する災害状況の提示を行い(イメージを共有するために東日本大震災発生時の仙台空港での揺れの様子を動画で見ました)、その後災害時の場面を想定した課題が出され、「①個人ワーク ②グループワーク ③発表」の流れで行いました。


【課題例】
ホームルーム教室内で児童生徒が6名、教員が2名がいる。
震度6強の強い揺れに遭遇。
天井パネルの一部崩落。
落下物に接触により教員1名受傷、および転倒により児童生徒1名受傷。
教員で動けるのはあなた一人だけです。
●怪我の具合
 ・児童→右足首骨折の疑い 自力歩行不可
 ・教員→頭部を強打 出血有 意識なし 自力歩行不可
この状況下で、安全に避難するためにあなたらどのように判断し対応をしますか?


今回の研修では、課題対応型の机上シミュレーションを取り入れ、災害における対応を「我が事」として捉えていくことをねらいに取り組みました。
短時間ではありましたが自分ならどうするかを考え、またグループでワークすることで様々なアイデアを共有することができました。

最後に、学校防災アドバイザーの湯井恵美子防災士よりご講評をいただきました。
お話の中で、「災害は必ず来る」という言葉がありました。
子どもたちの安全とともに教師自身の安全も守っていくために、「他人事」でなく「我が事」の意識で防災を考えていく必要があると思いました。

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