情報研修

12月25日(月)の午前中、教職員向けのタブレット端末利用の情報研修を行いました。
今回は「子どもたちが触れて楽しんで学習できるアプリのワークショップ」というテーマで、本校の教員を講師として研修が行われました。

研修は、児童生徒が日常の授業の中で、効果的なタブレット端末の活用方法の実践例をふまえ、実際に学習することをイメージしながら行われました。

●1日の振り返りの発表時に、能力はあるが言葉がなかなか出てこない子ども。
●言葉でのやり取りはできるが「書きの学習」がなかなか上達しない子ども。
●言葉がイメージ化できず、はっきりと理解するのが難しい子ども。
などを想定して、それぞれに対してアプリが紹介されました。

“能力はあるが言葉がなかなか出てこない子ども”に対しては、授業の様子を動画や写真で撮影し、それを基に話を引き出していく方法や、タブレットのスピーチ機能(音声サポート)を使い、言葉を代理で読み上げてもらう、「いつ、どこで、だれと、なにをした」といった内容の項目をひとつひとつ選ぶ形で文章にするアプリなどが紹介されました。

“言葉でのやり取りはできるが「書きの学習」がなかなか上達しない子ども”に対しては、ひらがな学習のアプリを使い、ゲーム感覚で楽しみながら字を書く方法の紹介がありました。また実際に学習で取り入れたことで、文字のバランスが改善されてきたといった実践報告もありました。

“言葉がイメージ化できず、はっきりと理解するのが難しい子ども”に対しては、例解国語辞典といった国語辞典のアプリ版を使う紹介がありました。紙の辞典と違い、名前と意味、それに加えて「カラーの写真」をつけられるといったものが紹介されました。

研修の後半には、本校教員が作った自作のデジタル絵本の紹介と作り方や、オススメのアプリの紹介もありました!

どのアプリも、3学期からすぐに取り入れられそうなものばかりで、今まで知らなかったタブレット端末の機能についても知ることができました。
本日学んだことを活かし、ICT機器を効果的に使える様に励んでいきたいと思います。

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