10月5日(金) 教職員を対象とした人権研修が行われました。
今回は、学校医でもある、ねや川サナトリウムのドクターに来校していただき、強度行動障害について学びました。
強度行動障害とは
・直接他害(他者への攻撃) 間接的他害(睡眠の乱れ、プログラムや場所・人へのこだわり等) 自傷行為 が通常考えられない頻度と形式で出現し、行動的に定義される群
・「必ずしも医学による診断から定義される群ではない」
(テキストより一部引用)
という障がいです。
今回の研修で学んだことは、どのような障がいでも、家庭や学校からの教育・指導・支援の視点からだけではなく、
総合的な診断のために、医学的な診断も参考に総合的に判断することも、時には必要だということです。
障がいゆえの特徴的な行動や特性は、誰しもが持っていると思います。
今、困っている事象の前後や、環境・医学的な背景も、みんながよりよく生きていくために、いろいろな角度の視点から客観的に観ていき、家庭・学校・医療・福祉、お互いに協力して進んでいくことが大切ではないでしょうか?
今回の研修でさらに意識できたと思います。