音楽部コンサート&文芸部作品展示 in 利晶の杜

泉陽高校の卒業生である、与謝野晶子さんの生誕140年記念企画展 「与謝野晶子と女性歌人 ー『みだれ髪』から『チョコレート語訳 みだれ髪』までー 」 が、堺市の宿院駅ちかくの「利晶の杜」で行われています。

その企画展に、本校の音楽部と文芸部が参加しました。

音楽部は与謝野晶子さんが作詞をした、「春が来た」と「願い」の2曲を披露しました。コンサートの初めには、音楽部と文芸部がコラボして与謝野晶子さんについてのエピソードをトークで楽しく愉快に伝えてくれました。晶子と夫の寛さんとの素敵な関係や、晶子さんの子供たちへの想いについての話をきくことで、「春が来た」や「願い」の曲を聴きながら晶子さんがどんな思いでこの曲を作詞したのかなあと、当時の姿に思いを馳せることが出来ました。

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文芸部は与謝野晶子さんの詩に中で、気に入った作品を1つ選び、その作品を絵で表現をし、その訳を文にして一緒に展示しました。生徒一人ひとりが、違った感性もっていて、作品のとらえ方も表現の仕方もほんとうに多様で、ずっと見入ってしまいました。私もあらためて、晶子さんの詩を読んでみて、今までとはちがった感覚にとらわれました。もう1度、読み直そうかなあと思っています。 夫の与謝野寛さんの詩集「紫」も、気になったので読んでみたくなりました。

また、泉陽高校出身の画家の方々の作品も展示されていて、晶子を描き続けておられる和田武子さんの「晶子をしのぶ」や、合作の「三だれがみ」も気に入りました。

自分の好きな歌や文章で与謝野晶子を表現する機会をいただいた、堺市や与謝野晶子倶楽部の関係者の皆さま、ほんとうにありがとうございました。

~ Senyo Style 咲かせ! 青春!~