授業で勝負! 10

来週の月曜日から7月考査。今日は考査前の最後の授業日です!昨日のサッカーの試合で睡眠不足が心配でしたが、今日も朝から元気な姿で泉陽生たちは登校しています。

今日の「授業で勝負!」は1年生の生物基礎の授業です。授業内容は「DNAの分配と染色体」。

「ヒトの1個の体細胞の核に含まれるDNAは、全長がおよそ2mで、およそ60億の塩基対からなる。また、ヒトの体細胞の核には46本の細い糸状の染色体があって、その長さは平均すると約5μmである。ヒトの染色体1本に含まれるDNAの平均の長さは、およそいくらになるか。また、それは染色体の平均の長さの何倍になるか。」という問いにたいして、答えを導いていく授業でした。

まず、DNAの遺伝情報についての復習をします。DNAの二重らせん構造をとるうえで、4つの塩基(アデニン・チミン・グアニン・シトシン)がそれぞれ水素結合する塩基を説明し、塩基の相補性について復習しています。

その後、遺伝情報の転写についてDNAとRNAの塩基の対応について説明し、転写後の塩基対(アデニンーウラシル)について復習してから、問題へとすすんでいきました。

問いに書かれている内容についても、染色体の構造についてていねいに説明して、何が問われているかを理解させていました。説明の中で、全体への発問や、個人への発問を的確に取り入れています。

生徒たちもみな、真剣なまなざしを教員に向けて授業に取り組んでいました。教室にいるすべての生徒が開脳状態でした!

~ Senyo Style 咲かせ! 青春!~