今日の「授業で勝負！」は2年の化学基礎です。本時の内容は「アボガドロ数と物質量」「モル質量」です。
モルの定義についての説明から授業は始まりました。化学では一番大事な内容かも知れません。授業は担当教員が作成した教材プリントに沿って進んでいきます。アボガドロ数と物質量についての説明の中で、 「 /mol」の単位について「何かイヤじゃない？」と担当教員が問いかけます。そこで生徒たちは確実に何かに気づきます。説明が終わると、各自で演習に取り組みます。最後の問題は８～９割の生徒が間違える問題だと伝えることで、できなくても大丈夫だと言う安心感を与えると同時に、間違えない１～２割になりたいというモチベーション向上にもつながっていました。
演習の後半は生徒同士の教え合いの時間も確保しています。教員による解説では、最後の難問も答えまで示さずに、ヒントを与え、答えには生徒自身でたどり着くように導いていました。
この1時間で教員が一番多く発した言葉は「単位を見ながら計算する！」です。化学の世界では、molを使って考え、単位が付いて使える数字になります。生徒たちにも新しい気づきがあった授業でした。
～ Senyo Style 咲かせ！ 青春！ ～