《見るなと言われれば見たくなる... 入るなと言われれば入りたくなる... 「関係者以外立入禁止」の表示の向こうには、いったい何があるのやら...》これは2年生の「歴史総合」の課題プリントにある記述です。
社会科から夏休み期間中に、大阪府立弥生文化博物館を見学してレポートを書くという課題が出されています。2年生の生徒たちは各自都合の良いときに訪問し(今回は特別に入館無料)、展示についての印象などをレポートに纏めることになっています。入場可能期間は約7週間と長く設定されていますが、昨日(8月2日)と8月16日の二日間は、学芸員さんの解説付きで、一般公開されていない収蔵庫を特別に見学させて頂けました(泉陽生のみです)。学芸員さんのお話は大変興味深く、また土器を手に取って触る体験もでき、博物館の楽しみが倍増です。
見学中、見事な考察を答えていた生徒は、学芸員さんから「君、将来、学芸員に向いてるかも!」と進路指導(?)されていました。古代に思いをはせるバックヤードツアーが、思わぬ人生の転機になるかもしれませんね。
大阪府立泉陽高校 校長 栗山 悟
↓ 大阪府立弥生文化博物館 JR信太山駅から600m 入館料は展示企画によって210円~450円(高校生の場合)
↓ いよいよバックヤードツアーへ。学芸員さんから入場前の注意を受けているところです。
↓ ここが収蔵庫です。
↓ そしてこちらが「特別収蔵庫」。さすがにここは立入不可でした。
↓ まるで銀行の金庫室ですね。 「お宝」ですから当然です。
↓ 手に取って土器を鑑賞。なかなか出来ない貴重な体験です。