待ちに待った中学部の校内での修学旅行が、3月3日に行われました。午前中は「みずみずランド」での体験学習。そして、午後には、「ミュージックシェアリング」で弦楽器を満喫しました。その様子をお知らせします。
石川県から大阪まで(大阪の学校は初めてのようです)遊べる移動式水族館「みずみずランド」に来ていただきました。ハコフグおじさん、きんぎょおねえさんという愛称のユニークな水越さん夫婦です。
まず初めに、全体向けにSDGsについての説明会がありました。絶滅危惧種のウナギ、二ホンザリガニなど実際に生きている珍しいものを見ながら説明をうけました。動いているものを間近で見て生徒はニコニコ、ドキドキでした。
その後3班編成で、宝物潮干狩り、チョビウオ水族館、ドジョウすくいをしました。宝物潮干狩りでは、きれいな石、大きな貝を集めるのに必死になっていました。その中でもタカラガイという(財布に入れるとお金がたまる?)貝をゲットし大喜びでした。(お土産として4つほど貝を持ち帰っています)
チョビウオ水族館では、ボトル型の水槽に入れる砂の色を決め、アカヒレという小さな魚を2匹入れ、自分の水槽を作って持ち帰りました。自分で作ると愛着も出たようで「家族だから名前を付けると」言っている生徒もいました。
ドジョウすくいでは、動きが速く、ヌルヌルした生物に圧倒されている生徒が多かったです。次第に慣れ、紙のポイを使って何匹もすくったり、手に乗せて、感触を楽しんでいる生徒もいました。
実際に触れて、体験することで、命の大切さ、自然について学べる貴重な機会になりました。
ミュージックシェアリングより弦楽合奏団にご来校頂き、体育館で特別コンサートを開催しました。
優雅な音色にうっとりするだけではなく、打楽器やトーンチャイムでの共演、指揮者体験など参加型のコンサートで、生徒たちの集中力も素晴らしかったです。このコンサートのために体験用のヴァイオリン14台とチェロ1台を用意して頂き、ご指導のもと全員で音を鳴らし、最後はハンガリー舞曲の大合奏!体育館中に弦楽器の音が響き渡りました。
奏者の方からも終演後に「楽器に触れ、音を出した瞬間の笑顔がとても素敵でした!」とメッセージをいただきました。
新型コロナウィルスの影響で、校内での修学旅行になってしまいましたが、午前も午後も素晴らしい体験ができて本当に良かったです。コンサートでは、中学部の先生方のダンスや演奏も披露されました。特に男性陣のダンスは爆笑物で、「ん、この素晴らしい弦楽奏にこのダンス??」・・どんなものだったかは中学部3年生だけの秘密です(笑)