２/16（木）に体育館にて、77期宿泊野外行事の事前学習講演会を行いました。77期は、熊本県を中心に九州の各地をめぐります。
講演会では、神戸大学大学院 理学研究科惑星学専攻教授の金子克哉先生をお招きして、「阿蘇火山 〜成り立ち・活動・自然」というテーマでお話しいただきました。「火山とは何か？」、「阿蘇火山の成り立ち」など、大変興味深い内容でした。
ご講演後、地学講義室で、中岡礼奈先生とご一緒に、事前学習班に向けて、「カルデラショー」として、カルデラができる仕組みを実験してくださいました。その観察を通して、事前学習を深めることができました。金子先生、中岡先生、長時間に渡り、ご指導ありがとうございました。
宿泊野外まで残り数か月です。今回のご講演を踏まえて、より充実した宿泊野外行事になるようにしたいと思います。本校の伝統である「生徒主体の宿泊野外行事」。今回の講演会が「キックオフ！」、生徒たちも本格的に活動を始めます。
最後に、今回、打ち合わせや準備を行なった宿泊野外事前学習班の生徒の感想です。
「今回の事前学習では、阿蘇について様々な魅力を学ぶことが出来ました。例えば、実際にカルデラがどのように起こったりするのか、火山の噴火の予測はどのような方法でしているのかなどです。講演会の中で特に印象に残っていたのは、阿蘇山が存在しているのは地球が誕生してかなり年月が経過しているということです。私自身、あれだけ規模が大きい山なので数億年前からあったのではないかと思っていました。講演会の後の演示実験もとてもわかりやすく、一層興味を持つ事ができました。今回は本当にありがとうございました。」（77期宿泊野外行事 事前学習班）
講演会の様子
カルデラショーの様子
