8月9日（金）大学入試改革などに関する「夏の教育セミナー」で、文部科学省の大学入試室室長と四つの大学の入試担当の方々からの新たな大学入試制度や大学入学共通テストに関する講演の後には、文部科学省の総合教育政策局の教育改革・国際課の専門職の方から、高校生の留学促進と支援に関する話がありました。
「トビタテ！ 留学 JAPAN 日本代表プログラム」として、文部科学省が留学を促進するキャンペーンの一環で、高校生コースでは第5期の今年度は800名の募集がされています。14日から1年間の留学の費用を返済不要の奨学金として支援されるもので、自分の留学計画を自由に描いて、応募するようになっています。成績や語学力は不問となっていて、情熱、好奇心、独自性が留学計画書で1次審査され、2次審査では、個人面接で自己PRと質疑応答があるようです。これらの手続きについても説明がありました。 第6期の来年度は、高校生コースはやはり800名の募集人数が予定されていて、今年9月から来年1月までの募集期間で、11月には大阪でも募集説明会があるようです。9月には募集要項が公開されるという話がありました。 牧野高校の1年生6名が、今年度に大阪府教育庁の主催するオーストラリアへの短期留学に応募し、合格して、この8月に丁度留学中です。これとは別に、イタリアに1年間留学して、2学期に本校に帰ってくる生徒もいます。新たな大学入試制度においては、高校時代の留学体験が電子調査書などで記載されて、難関大学の合格にも有利に働くことが言われています。 この「トビタテ！ 留学 JAPAN 日本代表プログラム」高校生コースについても、牧野高校生徒たちに、しっかり紹介していきたいと思います。