• トップ
  • 2019年
  • 9月
  • 9月19日(木)2年生に新入試制度の下での「大学入試英語成績提供システム『共通ID』発行申込み」の説明会がありました~進路指導部から

9月19日(木)2年生に新入試制度の下での「大学入試英語成績提供システム『共通ID』発行申込み」の説明会がありました~進路指導部から

9月19日(木)6限に体育館で、2年生に対する新入試制度の下での「大学入試英語成績提供システム『共通ID』発行申込み」の説明会がありました。

現在の高校2年生からは、国公立大学や多くの私立大学へ一般入試で入学を志願する際に、現行の大学入試センター試験に代わって、「大学入学共通テスト」を介して行われるという予定になっています。この新たな入試制度では、数学と国語の試験において一部記述式の問題が導入されたり(現行は全てがマークシート方式)、英語の筆記とリスニングの配転比率が1対1になったり(現行は4対1の比率)という変更のほかに、英語では、民間試験の受験が求められることが予定されています。

この日の6限では、牧野高校の2年生に対して、進路指導部から、この英語民間試験の成績を大学入試センターで管理する際に必要となる「大学入試英語成績提供システム『共通ID』発行申込み」の説明を行いました。

詳しくは、配布されたプリントに記載していますが、この英語民間試験を利用する「大学入試英語成績提供システム」に関しては、国公立大学の中でも、出願資格として一定水準以上を求める大学もあれば、点数化して加点する大学もあり、他方で「利用しない」と決めている大学もあります。また、私立大学では、現時点では利用するかどうか未定や、利用の仕方を未定にしているところが多くあります。

テレビ、新聞等で報道されているように、この英語民間試験を使う「大学入試英語成績提供システム」については、受験機会の公平性や採点の公平性を巡っての課題が未解決のままということが指摘されており、9月10日付で全国高等学校長協会から文部科学大臣に対して、「2020年4月からの大学入試英語成績提供システムを活用した英語4技能検定の延期及び制度の見直しを求める要望書」が提出されたところです。したがって、未だ紆余曲折があることも想像されます。

受験生に不安や混乱があってはなりませんので、学校としても引き続き最新の情報取集と、生徒や保護者への情報提供に努めて行きたいと思います。

カレンダー

2024年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30