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9月19日(木)学校全体での授業改善に向けて「牧野高等学校パッケージ研修支援Ⅰ」全体研修を実施

9月19日(木)の放課後に、大阪府教育センターのカリキュラム開発部 高等学校教育推進部から、2名の指導主事に牧野高校にお越しいただき、「令和元年度 府立牧野高等学校 パッケージ研修支援Ⅰ」の全体研修を実施しました。

これは、牧野高校が、2022年度からの高等学校学習指導要領改訂(=新学習指導要領の実施)などの環境変化を受けて、学校全体として、授業改善に向けて取り組むものです。

この日の研修は、国語科、地歴公民科、数学科、理科、情報科、保健体育科、芸術科、家庭科、英語科の全教科に加えて、養護教諭の先生も入っていただき、教員全体の半数を超える大変に多くの先生方の参加がありました。

最初に、大阪府教育センターの指導主事から、新学習指導要領の実施とその背景、育成をめざす資質・能力の話から始まり、「この先生の授業は信頼できる、この先生の授業を受けられてよかった」というの信頼ではなく、「この学校の授業は信頼できる、この学校の授業を受けられてよかった」という、『牧野高校の授業に対するの信頼』を構築していくことの大切さの説明がありました。また、カリキュラムマネジメントの視点で「総合的な探究の時間」を進めて行くことなども話されました。

 

このあと、参加された先生方が、教科の異なる5~6人のグループになって、現在の授業改善における課題や授業改善の方向性についての話し合いをする時間を持ちました。日頃は授業に関する意見交換をすることも殆どないと思われる、教科を横断したグループで、課題などをメモにして書き出して整理を進める中で、徐々に話が活発化して来て、最後は時間を区切るのが難しくなるくらい、白熱した議論がなされているところもありました。

 

この後また、大阪府教育センターの指導主事からICT機器の活用に関してのお話があり、その目的や効果的な活用事例、大阪府教育センターのホームページにある「教材・資料等」の紹介、授業役に立つコンテンツ、色覚特性に関するアドバイスなどの解説が行われました。

牧野高校では、昨年度に全部で28のホームルーム教室と4つの理科教室に、電子黒板機能付き超短焦点プロジェクターを設置しましたが、府立高校としては大変恵まれたこの授業環境を、如何に有効に使うかが大事なところになって来ています。

最後に、今度は概ね教科ごとのグループになって、今日の研修会で話し合われたことの相互の紹介や、そこで得られたことの話し合いなどが行われました。

この研修で得られたものの中から良いものを自分の授業スタイルに取り込んだり、授業改善に関して、教材の共有化や、縦の繋がりとともに横の繋がりも大事にして進めるということも、意識されたのではないでしょうか。1時間半の時間が、大変短く感じられるような、貴重な時間になりました。

来週には、「令和元年度 府立牧野高等学校 パッケージ研修支援Ⅰ」の研究授業も予定されています。こちらも楽しみです。

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