10月7日(木)5、6限に1年生のキャリア教育で、フリーアナウンサーの八木早希さんに「夢に向かって」と題した授業をしていただきました。
八木早希さんが牧野高校にお越しいただくのは、5年連続です。
11年前に毎日放映のアナウンサーだった時からご縁が出来て、連絡するとテレビやラジオで多忙な中でも気持ち良く来てもらえます。生徒のキラキラした姿を見るのが楽しいと、嬉しいことを言っていただいています。
この日は、八木さん自身が大阪府立高校時代にアメリカに1年間留学し、3年間で高校を卒業して同志社大学に入学したことや、大学2年生の時にアナウンサーになるという自分の夢を見つけて実現させたこと、フリーになってオーディションで東京の日本テレビでNews Zeroのキャスターになり夢だったハリウッドスターなど多くの著名人にインタビューしたこと、今は母親になるというもう一つの夢を実現させていることなどをお話しされました。
その上で、今の高校生が夢を見つけるアドバイスとして、自分は何が好きなのか、何が好きだったのかを友だちや家族に聞いてみることや、気になることはWebを使って情報収集してみること、自分がやりたいことを実際にやってSNSで情報発信して、仲間を見つけたり評価を受けたりしてみることなどのお話しがありました。
後半は、生徒にインタビューする形で、生徒の夢の見つけ方を助言したり、引き出したりしていただきました。
今年の1年生は、積極的に手を挙げて自分から話す生徒が多いのに驚きました。最初にテレビの歌うま選手権で8位になった生徒が自分の夢を話すと、みんなの前で歌うように八木さんに誘われて見事な歌声を披露しました。それから次々に手が上がるようになり、夢は「ぼんち揚を箱買いする大人になること」と笑わせてくれる生徒や、プロのバレーボールプレーヤーになることと言って驚かせてくれる生徒、自衛隊のF15のパイロットになることを熱弁する生徒など、多くの生徒が八木さんのインタビューを積極的に受けていました。
中には、社会科の先生になるにはどうしたら良いかと聞いて、担任団の社会科の先生を巻き込んで話す生徒も出て、先生たちが皆驚くような生徒の一面が現れていました。
1時間半の講演はあっという間に過ぎてしまいました。
講演後に校長室でお話ししていると、八木さんにアドバイスをもらいたい生徒が次々にやって来ました。八木さんは生徒一人一人の話を聞いて、相談に応えていただいていました。生徒の将来のために丁寧に対応していただき、本当にありがたいです。生徒たちにとって、貴重な忘れられない時間になったと思います。