11月25日（木）5限に2年生に薬物乱用防止講演会を行いました。
本校では、例年この時期に、2年生が薬物乱用防止講座を受講しています。今年度は45期生が体育館で受講しました。講師は大阪税関から税関広報広聴室の方2名と麻薬探知犬チーム
最近は、高校生にも薬物乱用が広がっていることが大きな問題になっています。大阪は全国に比べても件数が多いことが懸念されています。この日の前半は、寸劇のシナリオに従って、2年生の生活指導の先生が、生徒と芝居をしながら、「なんかイライラするんやったら、これ吸うと気持ちようなるで」とか、「サプリみたいなもんやって」とか、「アタマが冴えて成績上がるで」とか、「疲れが取れる」とか、「違法ではない」とか、「１回どんなんか試してみいへんか」とか、「１回だけやったら大丈夫やって」とか、「おかねはいらんよ！」とか、「お前友達やろ！」とか、そこから逃げにくくなるような恐ろしい勧誘で、高校生が薬物乱用に手を染める怖さを学んでいました。
きっかけは日常の出来事からでも、中毒は一生ついて回ることになる、また家族や周りの人を巻き込むことになっていくので、「自己責任では済まないことを知っておくこと」を強調されていました。
断る方法として、①「話題を変える（そらす）」、②「とにかくその場から逃げる」、③「はっきりと使う気が無いことを伝える」など、とにかく『断る勇気』をもつことをお話しされていました。
この後、後半は、体育館の通路脇に控えていた麻薬探知犬が登場して、麻薬の隠されている荷物を見事に探知するくらい様子を見せてもらいました。
覚醒剤や大麻などの薬物に一度手を染めると、せっかくの人生がとんでもない方向に行き、取り返しのつかないことになります。
正しい知識を得て、大事なひとりひとりの人生を幸せに生きて欲しいと心から願っています。
