7月24日(金)校内の教材作り研究会において、枚方支援学校の櫃ノ上進先生をお招きして学習会を開催しました。
手作りで様々な支援教育の教材を作ってこられた櫃ノ上先生より、「教材製作と活用」をテーマにご講義と教材製作の指導をして頂きました。
前半の講義では、子どもの理解や発達段階に合わせた教材の準備と活用についてのお話で、発達段階のアセスメントでは「太田ステージ」の内容も教えていただくことができました。
子どもたちの理解には「触って分かる」「見て分かる」「言葉で分かる」段階があり、適切な教材を使って指導することの有効性や、失敗させずに達成感を持たせる指導の必要性を教えていただきました。
後半の教材製作では、触覚を使って視認知を伸ばす「指なぞり教材」を参加者全員で製作しました。
材料はどれも100円均一ショップで用意できるもので、画用紙、ラミネートフィルム、グルーガン、グルーティックなどを使いました。
A6サイズのひらがなカードとA4サイズの迷路プリントの線に沿ってグルーガンを盛り付けていくと、立体的に触って学習できる教材が完成しました。
18名の参加者でひらがなカードを2セット、迷路プリントを12枚作ることができました。
この教材は指なぞりのほか、ホワイトボードマーカーを使ってなぞり書きもでき、校内で活用して行きたいと思います。