授業で勝負! 3

今日はGW明けの月曜日。生徒たちの様子が一番気になる日です。あいにくの雨の中での登校。電車登校の生徒は傘をさしながら、自転車登校の生徒はレインウエアを着て、いつもどおりの元気な顔で登校している様子を見て、ホッとしました。

GW明けの授業も気になります。 教室を巡回していると、3年生のある教室が目に留まりました。

英語の授業です。 プロジェクターを有効に活用して、板書の時間を節約し、その時間を説明に使っています。「接続詞」の説明です。「 as long as 」と「 as far as 」の違いを「 long 」と「 far 」の単語のもつ意味を考えることで、分かりやすく説明しています。

「 long 」は期間、だから「~している間は」。 「 far 」は距離を範囲と考えて、「~する限り」。

人間の脳は、1つのことを記憶するよりも、2つのことを関連づけて記憶させるほうが、記憶に残ることは立証されています。また、記憶を呼び起こすときも、単純な記憶より、関連づけられた記憶のほうが現れやすいと言われています。そういった意味で、この説明は、理にかなったものだと思います。また、プロジェクターから写し出されたものと、板書とをうまく使っています。この写真を見るだけで、何を生徒に伝えたいのかが、すぐにわかります。

各教室に整備されたICT機器を他の先生方も有効に活用して、今以上にわかりやすい授業に取り組んでほしいです。先生の話を、「みみ」だけでなく、「め」と「こころ」で生徒たちは聴いています。

                                              ~ Senyo Style 咲かせ! 青春!~