授業で勝負! 6

本日の「授業で勝負!」は2年の数学Bです。円と直線の位置関係について学ぶ授業です。説明の中で、「算数」と「数学」の違いに触れています。計算して終わりの算数は中学校まで。今後、計算は誰がするようになるのか? 計算はコンピューターがするようになる。人間より速いスピードで。では人間はどうするのか?

設問に対して、何が問われているのかを考え、白い紙に図示して考える。このような思考のプロセスを構築するのが数学。物事を考察する大切さを学ぶのが数学。思考のプロセスは、英語や国語などの他教科でも同じことで、全ての教科に共通する。与えられた問題に対して、自分の力で思い、考える(思考すること)ことが大切。ただ、公式に数字を記入して計算して答えるのではない。

担当の先生は、このような話をしてから円と直線の位置関係についての解説をしていました。生徒たちは、自分で考えることの大切さを理解して、何が問われているかを考え、それを各自が図示しながら、熱心に問題に取り組んでいました。

s-IMG_0045.jpg

人工知能(AI)の発達やIoTの実現などの技術革新の影響で、今後10~20年間で職業のあり方が大きく変化することが予測されています。日本の労働人口の約49%が、人工知能やロボットに代替えできるようになる可能性が高いと推測されています。泉陽生の皆さんは、10年後、20年後の自分のなりたい姿をみすえて、コンピューターにはできないような思考力を高校時代にしっかり身につけてください。

~ Senyo Style 咲かせ! 青春!~