本日の午後1時より女子生徒の希望者と保護者を対象に、産婦人科医講演会を行いました。講師は、大阪府産婦人科性教育準備室・堺市産婦人科医会会長・八木クリニックの八木潤子先生です。八木先生の祖母はなんと堺高等女学校で与謝野晶子と同級生だったそうです。
講演内容は、女性の健康とライフイベント・月経について・子宮内膜症・子宮頸がん、そして産婦人科受診・産婦人科検診など多岐にわたるお話でした。月経に対する考え方が変化してきて、妊娠する女性が減っているため、月経の回数が多くなっていることへの対応策として、ピルの服用の話が印象に残りました。また、行事や受験などのイベントに向けて、ピルの服用も有効な手段であることを学びました。
また、子宮頸がんワクチンについても、社会がヒステリックになっていて正しい情報が伝わっていないこと、医師はどのワクチンでも副作用も含めてちゃんと診ようという姿勢を常に持っていることが理解できました。
最後のスライドは八木先生と101歳になる八木先生のお母さまの写真です。自分自身の身体の状態をしっかり理解し、健康に対する正しい知識を身につけて、このように素敵に歳を重ねたいと思いました。
参加いただきました保護者のみなさま、ありがとうございました。講演後も多くの質問をいただき、とても盛り上がった講演会になりました。このような講演会が、本校だけでなく、もっと広がっていくことを切に願います。
~ Senyo Style 咲かせ!青春!~