一昨日(11月8日)の午前中、「公共」の授業にお邪魔しました。「みなさん、あたらしい憲法ができました」で始まる1947年に発行された中学校の教科書が素材です。ちょっと文体は古めかしいですが、中学1年生向けですから実に分かりやすい。生徒たちはグループになって、「憲法は何のため作られる?」などの問いについて、読み解いていました。
続いては「数学A」へ。学習内容は「合同式」。イコール(=)ではなく「≡」という記号を用います。(ちなみに、「ごうどう」とキーボードで打ち込むとちゃんと出てきます。)合同式の考え方を用いれば、「15100を7で割った余りを求めよ」という問題も、一瞬にして答えが出ます。合同式を習っていない私にとっては狐につままれたような気分になります。(意地悪な私は、あえて答えを書きません。ムフフ)
大阪府立泉陽高等学校 校長 栗山 悟
↓ 1年公民。「なぜ戦争放棄の規定をおいたの?」「う~ん」と考え込む生徒たち。
↓ 1年生のHR教室ですが、先を見据えて。
↓ こういう帽子をかぶって登校してくる生徒もいま...す???
↓ こちらは「数学A」。生徒たちは納得顔ですが、私は「...?」。硬化した脳に新しい知識が入りません...
↓ 美しい教室壁面。
↓ 完璧な解答。お見事。
※ ここまでお読み頂いた方へのサービス
15≡1 (mod 7)であるから 15100≡1100≡1 (mod 7)
よって、15100を7で割った余りは1である。
(ほら、狐につままれたでしょ?)