先週末に開催した文化祭を本ブログでご紹介したところですが、実は、初日の催しが終わった直後に、本校生徒だけで2時間弱の「中間祭」(体育館での各種パフォーマンス)を楽しんでいました。
体育館ステージなどは文化祭両日ともに、とても見応えがあり、ご来場の皆様にも楽しんで頂けたことと思います。歌あり、踊りあり、本当に役者揃いで「こんな一面もあったのか!」といつも見慣れているはずの生徒たちの多面性に驚くばかりです。「中間祭」ではその姿がさらにパワーアップされ、演者と観衆が一体となって、まさに体育館が揺れ動くようです。そのパフォーマンスの面白さ、激しさは文化祭企画そのものを凌いでいるかもしれません。運営に当たって、教員はほぼノータッチです。
そんな中間祭、皆様にもご覧頂ければいいのですが、中間祭は在校生のみで楽しむ企画としています。時間やキャパの問題もありますが、何より自分たちだけで素の姿になって、安心して見せ合える「場」と「時間」となっているところがポイントでしょうか。生徒たちは「中間祭」の中で踊り、叫び、密集になりながら、泉陽生としての絆や一体感を醸成しているように思えます。他者のいない中でこそ、この繋がりを確かめ合えるのでしょう。
ということで、泉陽生以外の皆様には、私が暗がりで撮ったピンボケ写真をご覧いただくことで、どうかご容赦願います。
大阪府立泉陽高校 校長 栗山 悟