その昔、駅のトイレは汚くて使うのが躊躇われるほどでしたが、今は駅はもちろんショッピングモールなど、どこに行ってもトイレは快適です。それに比べると、正直なところ学校のトイレ事情はお粗末さが否めません。
ですが、府立学校でも和式トイレの洋式化が徐々に進められ、少しずつではありますが着実に改善されています! 本校ではこの3年で、30弱の和式トイレを洋式化できました。その結果、校内の100を超える個室トイレのうち、6割ほどが洋式となっています。そのうちウォシュレット(←これは商品名ですから、正しくは「温水洗浄便座」ですね)がついているところは10室ほどで、占める割合は16%ぐらいです。
和式トイレの洋式化は来年度以降も続きます。一気に進めばいいのですが、大阪府の財政事情もあることですし、ここも「焦らず、諦めず」快適な日常になることを期待しましょう。
大阪府立泉陽高校 校長 栗山 悟
↓ 先日、体育館の女子トイレが改修されました。