これまでいくつかの国で、いくつかの高校と修学旅行なども含めて交流の経験はありますが、これほど歓待されたのは初めてでした。盛大な歓迎セレモニーがあった、というわけではなく、とても自然な形で訪問校の生徒さんたちが鈴なりになって、大騒ぎで私たち一行を歓迎してくれました。授業中にもかかわらず?、教室に招き入れ、写真を取り合ったり肩を組みあったり。到着してから30分ぐらいは、本当に大騒ぎ状態でした。電光掲示板や大きな掲示幕には、今日の日付と泉陽高校の文字(漢字)が。受け入れ準備にどれほど時間を割いてくださったのだろうかと、申し訳なく思ったほどです。
午前中は、こちら側から寸劇や、剣玉、あやとり、紙芝居などの紹介、そして紙粘土を一緒に作ったりして和気藹々と過ごしました。昼食は何と、ホアン・ホア・ティム高校のご招待で、あちら側の生徒さんも含めタクシーに分乗して地元の人気レストランへ。担当の先生はもちろん、校長先生や副校長先生までが同席してくださいました。
午後からは、さらに盛りだくさんのプログラムとなりました。ホアン・ホア・ティム高校からのダナン市紹介に始まり、合唱、ブックマーク作り、そしてみんなでゴイクオン(生春巻き)作りまで。春巻きづくりは実際に食材を用意してくださり、ちょうど3時のおやつ代わりとなりました。
春巻きでおなかが膨れた後は、バレーボールのゲーム、そしてさらにはバスケットボールまで。結局、9時過ぎに学校を訪問して、さよならしたのは17時半ぐらいだったでしょうか。それでもお互い、最後の最後まで別れを惜しむ姿がありました。泉陽生たちは皆、大満足かつ汗だくでヘロヘロ。私がこのブログを書いている今頃は、きっと疲れ果てて眠りについていることでしょう。最終日の明日は、ダナン外国語大学の学生さんとの交流と、日本領事館への訪問です。このツアー、本当に盛りだくさんで、学べること満載です。
大阪府立泉陽高校 校長 栗山 悟
↓ ダナン市内にある公立学校のホアン・ホア・ティム高校
↓ 最初のご対面。躊躇いがちな様子はほんの一瞬でした。
↓ あっという間にもみくちゃになり、ワーワー言いながらまずは集合写真。カメラを見ると高校生がピースサインを向けるのは万国共通です。世界中、カニだらけ。
↓ なぜか校長の私まで笑顔で歓迎してくれます。真田広之やトム・クルーズと間違えている...ことはないでしょうが。
↓ 「シン・チャオ(こんにちは)」「トイ・テン・ラー クリヤマ(私の名前は栗山です)」と言っただけで大歓声をあげてくれる生徒さんたち。
↓ ビデオでお見せできないのが残念なほど。泉陽生たちに大歓声を送ってくれています。日本からの参加者たちはたぶん、これまでの人生の中で一番「もてた」と感じているはず。
↓ お互いの交流の始まりです。ここにいるホアン・ホア・ティム高の皆さんは、日本語を専攻していますが、英語での交流会です。
↓ 空手の型の披露。その後、全員で。
↓ 紙芝居。かぐや姫。
↓ 折り紙や紙粘土で交流を深めます。↓ さて、あっという間にランチタイム。ミニバンタイプのタクシーを配車してくださって、参加者全員で人気レストランへ!
↓ ベトナム料理は本当にヘルシーです。
↓ ランチから戻ってくると、またまたスター扱い?
↓ 午後からはホアン・ホア・ティム高生さんたちによる発表です。このシーンはベトナム語と日本語による歌唱。
↓ お返しに即興で、泉陽生から校歌斉唱。
↓ 右が日本語教師のフォン先生。今回の交流企画を一手に引き受け、運営してくださっていました。先生と生徒さんたちの仲の良さは、眺めていても気持ちよいほどでした。素晴らしい生徒さんたちと先生です。
↓ 校長ブログに載るのを知っている?? ピースサインは万国共通。
※ 次のブログ記事へ続く