(続き)
一方、男子チームは格上(顧問の解説)の富田林高校と対戦です。実は私、泉陽高校に赴任する前は富田林高校で3年間、校長を務めていました。それだけに心中ちょっと複雑です(兄弟姉妹や双子のお子さんが試合で闘う場合、親御さんはどちらを応援?)。私は泉陽チームのシュートが入るたびに「やった~!」と思う一方、富田林チームの逞しさにも嬉しい気分でした。
女子チームもそうですが、男子チームの試合を見ると一層、ハンドボールは「格闘技」だと感じます。相手を羽交い絞めにしてシュートを阻止し、壁のようなディフェンスにも恐れることなく突っ込んでいく。選手の体幹の強さや敏捷性に惚れ惚れします。「あんな動きが出来たらいいな~」「でも、一発でギックリ腰やな~」などと妄想しつつ、激しいプレーの数々に見入ってました。試合は(私にとっては理想的に)大変な接戦となり、わずかに泉陽がリードしつつも逆転を許す時間帯もあり、最後の最後まで行方が分からない展開でした。結局、最終局面で泉陽が富田林を突き放し、30対24で勝利しました。本当に、実に見応えのある試合でした。選手の皆さんの激闘に心から拍手を送ります。
大阪府立泉陽高等学校 校長 栗山 悟
↓ 試合開始直前。ワクワクソワソワ。
↓ いったん試合が始まると、気迫あふれるプレーの連続。
↓ 試合はシーソーゲーム的な展開。
↓ 奥に見えるのは泉陽の応援団。
↓ 勝利の瞬間。
↑↓ 最後は富田林の追撃を押しとどめ、完勝!