学校生活に関わる事柄については、可能な限り生徒たちにもその決定プロセスに関与して貰いたい、というのが日頃からの私の思いです。例えばこれまで、「全校一斉退庁日を何曜日にするか」「トイレの洋式化工事をどこから始めるか」などから、「カーテンは何色にするか」などに至るまで、生徒たちの声を聞いてきました。もちろん新制服の導入についても深く関わって貰いました。
今回は、教室のフロアの色。この夏休みからHR教室が集まる中館の改修工事が始まります。鉄の窓枠がアルミサッシ化されるなどの改修が行われますが、それに伴って3年生のHR教室の床も刷新されます。そこで3年各クラスの代表者に呼び掛けて、色見本を見ながら検討して貰いました。あいにく私は神戸大学の見学に出かけていたので、担当職員と代表生徒たちにお任せしました。3年生の皆さん、夏休み明けの新しい教室が楽しみですね。
大阪府立泉陽高等学校 校長 栗山 悟