1年必修科目「家庭基礎」では、年間を通じて、グループワークを中心に探究的な活動を行います。
今回は、「人の一生」についてのまとめとして、「人生のゴールにどう向かい合うのか」をテーマにグループ学習を進めました。「死」を扱うことはとても難しいことですが、自分たちが一生懸命に生きた先にある人生の終焉について、高校生の今、向き合うことで、私たち人間がなぜ死者を弔うのかを考えました。
「人生について学ぶ」家庭科だからこそ、伝えることができる内容に対して、生徒のリアクションも様々でした。授業の後半には、「絵本で死がどのように描かれているのか」を知るために、生徒による絵本の読み聞かせを行いました。「わすれられないおくりもの」(スーザン・バーレイ作)などの絵本を通して、今回の内容が心に深く染みわたっていく様子が感じられました。