全国高等学校長協会総会・研究協議会

5月22日(水)から23日(木)にかけて、埼玉県で開催された「全国高等学校長協会総会・研究協議会」に参加してきました。北は北海道から南は沖縄まで、全国の2,000名以上の校長先生方が一堂に会する1年に1度の会合です。

九州、東北、近畿の各ブロックの代表校からの取組報告等の他、文部科学省からの行政説明及び脳科学者の茂木健一郎氏の講演がありました。

2日間を通して聞いた全てのお話の根底に流れていたのは、未来の日本が必要とする人材がこれまでと変わっていくことに合わせて、教員の役割も変化していくということ。つまり、AI(人工知能)やIoT(物のインターネット)などの技術革新の急速な進展による新たな社会の到来を見据えて、子供たちはこれまでの知識・技能を身につけることに加えて、物事を考える力や問題を発見する力をつける必要があること。そして子供たちにそのような力を育成するため、教員には授業をはじめとする様々な教育活動の工夫改善が求められているということです。

泉北高校では、これまでも単に物事を覚えることばかりでなく、課題研究等を通じて生徒の思考力や表現力を育んできました。この方向性は時代に即したものであり、今後も各種取組みの創意工夫に努めていきたいと思います。