「大阪府生徒指導緊急校長研修」

 8月23日(金)、学校におけるいじめ対応について考えるため大阪府教育庁が急遽開催した「大阪府生徒指導緊急校長研修」に参加し、文部科学省の大濱児童生徒課長と大阪府の良原教育委員のご講演を聞いてきました。夜のニュースでも流れていましたのでご存じの方もおられると思います。

 この講演では、小中学生の調査では、「仲間はずれ、無視、陰口」をされた・した経験がある児童生徒が、それぞれ9割いるとのことで、すなわち、いじめはどの学校でもどの子供にも起こりうること、また、いじめには学校として組織的に対応する必要があること等のお話しがありました。

 いじめについては、平成24年の大津市の自死事案を受けて「いじめ防止対策推進法」が成立し、いじめは「一定の人間関係のある児童等が心理的又は物理的な影響を与える行為で、対象の児童等が心身の苦痛を感じるもの(同法より抜粋)」と定義されました。つまり、受ける側が苦痛を感じれば、それは「いじめ」だということです。

 本校では、いじめの未然防止と早期発見・対応を期して、8月22日の始業式後に「いじめに関するアンケート」を実施したところです。上記の観点に立ち、学校としてしっかりと対応していきたいと考えています。