「授業保障について考えんで委員会」

 4月24日(金)。4月もあと1週間ほどを残すのみとなり、ゴールデンウィーク後の学校再開に向けて細かな準備をしなければならない時期に来ています。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の脅威は全世界、日本全国に広がり、政府の緊急事態宣言もいつ解除されるか見通しが立っていません。大阪府においては爆発的な感染拡大は抑えられているようですが、活動自粛を続けなければならないことに変わりはありません。

 このような状況の中、本校では、5月7日(木)以降も臨時休業が延長されたり、十分な授業ができなかった時に備え、生徒の皆さんが登校しなくてもオンラインを通して授業を受けることができる方法について、首席の先生の発案で勉強会を実施することとしました。その名も「授業保障について考えんで委員会」。名前はユーモラスですが、中身は真剣です。今日は学校で勤務する教員のうち20名が参加し、先行実施している先生方の事例の紹介を中心に、動画作成や課題のやり取りの方法について学習しました。

 どれだけ実践できるか、またどれだけ効果があるか未知数ですが、今は走りながら考えていくしかありません。先生方の授業スキルの向上とともに少しでも生徒の皆さんの学力保障につながればという思いて、できる限りのことをやっていこうと思います。