8月24日(月)、本校生徒が、堺市、明治安田生命保険相互会社及び早稲田大学の3者合同で主催する「堺市×明治安田生命×早稲田大学 地域連携ワークショップ2020」に参加しました。
この企画は、堺市が実際に直面している課題に対し 、早稲田大学の学生がチームを作り、自治体関係者や地域住民へのインタビューを通じて解決策を練り上げ、最終的に自治体や住民に提案することで地域への貢献をめざす実践型の教育プログラムで、今回は、新型コロナウイルス感染防止の観点から、すべてオンラインにて実施されました。
当日は、「総合的な探究の時間」で地域のプロモーション*について学習している本校2年生9名が第2LAN教室に集まり、約90分間、Zoomを介して早稲田大学の学生さんからのインタビューを受けるとともに、意見交換を行いました。
インタビューでは、「泉北ニュータウンに住む高校生が、将来また泉北ニュータウンに住みたいか?」という問いかけに対し、誰一人住みたいと答える生徒が居なかったことに大学生が仰天していると、「現状では住みたくないと若者が思うから、今プロモーションしているんです」などと、本校生は躊躇なく嘘のない意見を言うので大学生も面食らっていたようです。また、本校生からは、自分たちの研究の助けになるようなアドバイスもお願いし、高校時代にやっていたことが大学での活動の原動力となっていることをお話ししてもらいました。偶然居合わせた、堺市のシンポジウムでアルピニストの野口健さんとディスカッションした経験のある3年生3名も飛び入りで参加して質問を投げかけるなど、なかなか楽しく有意義な時間をすごすことができました。
貴重な機会を提供していただいた主催3団体の関係の皆様に深く感謝いたしますとともに、同様の機会があれば、またお声をかけていただきますようお願いしたいと思います。
*プロモーションテーマ:
・泉北高校をSDGs先進学校にするには?
・百舌鳥古市古墳群をエジプトのピラミッドばりに観光資源としてプロモートするには?
・泉北ニュータウンに若者を呼び込むには?
・泉北レモンを女子高生が本気で売り込めばどれほど認知度が上がるか?
・コロナ禍でのStay Homeの最も快適な過ごし方は?
