2学期始業

 3年生、2年生に引き続き、本日8月25日(火)より1年生の補充授業が開始となりました。これで全学年が揃ったことになるため、この機に区切りとして2学期の始業式を今回も放送で行いました。その中の校長訓話では、今日は以下のような趣旨の話をしました。

 ・今年度、新型コロナの影響で、私たちの生活様式は大きく変わり、これまで「当たり前」だと思われていたことが「当たり前」でなくなってきている。

 ・6月から学校が再開され、今日の時点では不十分ながら様々な活動が行えるようになってきてはいるが、今みんなが頑張っていることも、このコロナ禍の中では、いつまたいきなりストップがかかるかわからない。

 ・だからといって悪い結果を先回りして何もしないということはよくない。大切なのは、「当たり前のことが当たり前にできなくなくなるかもしれない」という事を知っておくことと、それでもなお「できると信じて全力を尽くして準備をする」ということ。

 ・さらに、準備をしてきたことがご破算になるようなことが仮に起こったとしても、「その瞬間からのベストをまた追求すること」がより大切。それらをできる人は、必ず事態は好転する。

 「その瞬間からのベストを追求する」。実は私のとある友人の言葉です。失敗したり、準備が無駄になったりした時に勇気をくれるだけでなく、普段の生活においても自分の行動を後押ししてくれる言葉かなと思い、全校生徒にお話させてもらいました。

 今年の2学期は長く、12月28日(月)まで続きます。生徒の皆さんには、文化祭、体育祭をはじめとする各種行事に創意工夫をこらすとともに、日々の授業を大切に過ごしてほしい。特に、受験本番に突入する3年生には、目先の結果に一喜一憂するのではなく、自分を信じて着実に一歩一歩前に進んでほしいと思っています。

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