「観点別学習状況の評価」研修会

 次年度令和4年度入学生から、高等学校の新学習指導要領が実施されることになっており、それに基づき、学習評価の在り方(=成績の付け方)もこれまでとは異なるものになります。この新しい「観点別学習状況の評価」について理解を深めること、及びその実施に向けて見通しを持つことを目的として、府教育センターの指導主事の方々を講師にお迎えして教員向け研修会を開催しました。

 新しい評価では、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」という3つの観点から各生徒の学習状況を評価することとなっており、定期考査の点数や課題等提出物だけでなく、授業中の各種活動や生徒自身による自己評価等も評価対象となり、これまでの授業を大きく変えてしまう可能性を秘めています。

 本校ではすでに当該評価に係るプロジェクトチームを立ち上げて、その導入に向けた準備や試行を始めていますが、今日の研修はそんな学校の取組みに大いに参考になるもので、先生方は皆真剣な表情で受講していました。今回の学習指導要領と評価方法の改訂が先生方の日々の授業改善につながることを大いに期待したいと思います。

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