10月15日午前に「15年後の社会を生きるための進路づくり~大学入試改革の先にあるもの~」と題して追手門学院大学客員教授、文科省有識者委員を務められている倉部史記先生にご講演をいただきました。
大きく3点
1 大学が入試と教育を大きく変えている理由について
2 大学は、入試で何を知りたいか
3 入試への準備と進学先選びについて の項目でお話が進められました。
今後必要とされ成長していく職種、AIの発展で先細りをしていく職種、2050年の各国のGDPの予想値から見えてくるもの、大学入学者選抜の方式で何が求められるかなど丁寧にご説明いただきました。泉北高校が従前から取り組んでいる探究活動、英語コミュニケーション力を身につけることなどの方向性も話に一致していると思いました。また、3年生は、これからどんどん伸びていくのであきらめずに頑張り続けてほしいと受験生にエールをいただきました。
本日のまとめのスライドより
15年後の社会は誰も予想できない。「安泰を保証してくれそうな場」を選ぶのではなく、「どんな状況でも大丈夫な自分」になれる場を選ぼう。
いまは受験時よりも、入った後に失敗する人が多い。「受かるために学ぶのではなく、学ぶために受かる」ということを忘れずに。
大学は幅広い基礎学力と、意欲・資質の両方を期待する。高3の最後までしっかりと学び続けると同時に、「自分はどんな成長がしたいか」も考えてみて。
多くの学びのある講演となりました。
外では、テストで休んでいた各クラブが練習を再開し、頑張っていました。