5月2日(金)、2年総合科学科は天神崎(和歌山県田辺市)に行きました。
天神崎でのフィールドワーク、これはなかなか自分たちだけではできるものではありません。現地まで行って、友達と一緒に生き物を採集し、その生物についての説明を講師の先生から受けるという、この機会は本当に貴重な経験でした。
当日、バスで現地に到着した時には大雨でした。風も強く、本当に観察ができるのかという状況でしたが、フィールドワークを開始する11時半からは驚くぐらいに青空が広がり、磯観察に適した天候になりました。
万が一の場合の避難場所の説明を受けたのち、危険な生物の説明を受けてから班ごとに採集を開始しました。1時間は自分たちで生き物を探します。膝ぐらいまで海水の中に入って生き物を探している人、何とか手を伸ばして濡れないようにして採集を頑張る人など、それぞれのスタイルで生き物を見つけていました。1時間はあっという間に過ぎ、採集した生き物を持ち帰って、講師の先生に分類していただき説明を受けました。
実物を見るという機会は本当に大切です。生物の教科書で様々な分類群の生き物の名前や写真が出てきますが、実物を見ているということは大切なことです。生物の多様性を感じることができたと思います。
各個人に観察レポートの提出を求めています。出来上がりを楽しみにしたいと思います。