2022年6月 9日アーカイブ

授業拝見【2年美術】

 自分の写真を正確に模写して、そこからさらにデザイン化を施していました。美術選択者だけに、どれもこれも見事な出来栄え。中学校時代に自分の力作を、美術の先生に「なんや、それ??」とあしらわれた私にとっては羨ましい限りです。  美術の授業を通しても、豊かな人間性が作られていくことは間違いないでしょう。芸術に触れる時間を大切にしたいものです。 大阪府立泉陽高等学校 校長 栗山 悟

授業拝見【3年日本史】

 日米和親条約に「間違い」があったとは知りませんでした。日本に外交官をおくことができるのは、「日米両国がともにOKしたとき」(日本側の条文)? それとも「日米両国の一方が必要と認めたとき」(アメリカ側の条文)? 日米両国の条約の書きぶりが違ったとはビックリです!  授業ではどちらが正しいのか、その検証方法まで解説がありました。その検証方法とは、両国の交渉が「オランダ語」で行われたことから、「オラン...

授業拝見【2年古典】

「大納言殿参り給ひて」  ラ行下二段活用、係助詞、謙譲の...、係り結びの...、尊敬、仮定、逆説、、、、 古典が大の苦手だった私にとっては、次から次に繰り出される先生からの質問に、スラスラ答えていく生徒たちの様子は、驚きでした。そもそも品詞分解すら無理ですから、内容を味わうなどとんでもありません。微笑ましい家庭でのエピソードも交えながら、実にテンポのいい、リズミカルで明るい授業でした。 大阪府立...

授業拝見【2年数学】

 授業開始前に、すでに前の黒板にも横の黒板にも板書がされていました。数学といえば「黒板を使って先生が例題を解説する」というイメージでしたが、随分様子が違いました。頻繁にペアで問答しあって、時には数名の生徒がチューター役になって教室を動き回っていました。ワイワイガヤガヤ、皆で「学びあっている」という感じです。担当の先生曰く、「そうですねぇ、寝る生徒はいませんねぇ。」 確かに、寝てられない... 私も...