ちょっとお邪魔します【3年生物/2年世界史】

 先週木曜日(11月2日)は、まず3年生の「生物」の授業にお邪魔しました。テーマは「繁殖のシステム」で、人間社会における婚姻制度にも話題は広がり、とても興味深いものでした。もちろん野生動物の行動も面白く、クマゲラの雌は餌不足になると、雄二羽をパートナーとして卵を産むことがあり、そうすると二羽の雄が餌をとってくるので子育てがしやすくなるそうです。オスがそれを承知しているのかは分かりませんが...

 2年生「歴史総合」の授業では、ナチスドイツにまつわる歴史を学んでいるところでした。ドイツによる「オーストリア併合」を背景にした映画「サウンドオブミュージック」の紹介があったり、ピカソの名作「ゲルニカ」にまつわる説明があったり、と次から次へと話題が続き、あっという間の50分でした。

 生徒の皆さん、「ゲルニカ」は349.3 cm × 776.6 cmもある大きな絵でスペインの美術館に所蔵されているそうですが、以前のブログでも紹介した「大塚国際美術館」(鳴門市)で複製を見ることが出来ますよ。「暗幕のゲルニカ」(原田マハ著)というベストセラーも、あちこちで戦争が勃発し停戦の兆しすら見えない状況の今だからこそ、一読をお勧めします。

大阪府立泉陽高等学校 校長 栗山 悟

↓ 3年「生物」 入試も間近になってきました。1コマ、1コマが大切です。

↓ 2年「歴史総合」 

↓ 教科書に引かれたマーカーで、学習態度がうかがえます。(私は引いただけで安心してしまったタイプですが...)
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↓ 学び合い。IMG_7755.JPG