私が「面接試験」なるものを初めて経験したのは、大学4回生で民間企業や教員の採用試験を受けたときです。全くと言っていいほど何の準備もせず、ただワクワク感を抱いていたことを思い出します。「自分のことについて尋ねてくれるんや~ 何聞かれるのかなぁ~?ちょっと楽しみ♪」と、我ながらあまりの愚かさに呆れかえるばかりです。
そう思うと、すでに高3の時点で、進路実現に向かって面接についても準備する生徒たちには頭が下がります。今日は視聴覚教室に40名ほどが集まって、面接のあれこれについて真剣に耳を傾けていました。面接を受けようとする生徒の皆さん、面接はとても緊張するでしょうが、ちょっと面白くもありますよ。どうせなら楽しみながら、面接試験に備えてくださいね。
大阪府立泉陽高校 校長 栗山 悟