「学校なんか燃えるはずない!」と思い込んでいましたが、東北の震災で火災に包まれ、震災遺構となった小学校跡を見てからは考えが変わりました。「学校も燃える。」
今日(4月24日)は、校内の同窓会館が出火元という想定で避難訓練を実施しました。生徒たちは実に楽し気に(!)グランドまで避難し、教職員も含め総人数を確認したのち、水消火器などの使い方を学んでいました。全体に(どうしようもなく)楽し気でしたが、担当の先生からの要所の話に生徒たちは真剣に聞き入ってくれていました。私からは「皆さんは避難する側ではなく、避難させる側(リーダー、責任者)となることも想定して」と付け加えさせて貰いました。
避難にかかった時間は8分39秒。次回はどれほど短縮できるでしょうか。
大阪府立泉陽高等学校 校長 栗山 悟
↓ 放送による避難指示はここからしています。このあと、実際に電話で消防署にも通報しています。
消防署からは「次回からは固定電話ではなく、(あなたも避難しなければならないので)携帯電話で通報を」との指摘を受けたそうです。
↓ 放送を聞いて、生徒たちは大急ぎで避難します。(...のようには見えませんが。。。)
↓ 人数はもちろんですが、「誰がいない?」の確認を。
↓ 本物は「泡」が出ますが、訓練用の水消火器の実演。
↓ 下足のまま避難しているので、教室に戻る前にマットでよくぬぐいます。そしてそのマットの砂を落としてくれている生徒たち。
↓ こういう作業を、嫌な顔一つ見せずさっさとしてしまう泉陽生たち。誇らしい。