2020年6月26日アーカイブ

第一回 就職模擬面接指導

文責:進路指導部 山本勝久 6月16日(火)~19日(金)の4日間、第1回就職模擬面接を実施しました。対象は、3年就職希望生で、入室のノックから退室の仕方まで、できるようになるまで何度も繰り返し練習を行いました。最初は、普段は意識しない所作や使い慣れない言葉に戸惑いがあった生徒も、一時間の指導を終えるころには堂々とした就職生らしい姿になっていました。 今年度の高卒者の就職試験は、例年より1ヶ月遅く...

ひと手間かける

校長 片山 造 「ひと手間かける」...(よりよく仕上げるための、ちょっとした工夫や作業)の意。 ニュアンスの違いはあれど「プラスα」の日本版が(ひと手間かける)ではないかと思う。 料理を美味しくいただくために一つまみの塩を加える。日本が世界に誇る(だし文化)はまさに究極の(ひと手間)だな、とみそ汁をすすりながら感じる。  これを人との関係性に置き換えるとどうだろうか。それは、相手を想い感謝し...

わからないということ

校長 片山 造 高校時代、成績は総じて芳しくなかったが、その中でもとりわけ苦手とする教科があった。 それは「数学」である。先生の黒板に書く数式が、その解法が全く理解できない。定期テストは何とか覚え込むことで平均点はクリアできたが、学期ごとの数学教師が英知を結集し作成した実力テストはどうすることもできなかった。結果は「0点」。それが3回続いた。  先生から(校長室に来なさい)と呼び出しがかかった。...

名前(なまえ)

校長 片山 造(つくる) 先日の放課後、校内を巡回していると、先生の指導のもと生徒たちが面接練習をしていた。ふと黒板をみると、入退室の礼法説明とともに、いくつかの質問事項と答えが書かれていた。そのひとつに「校長先生の名前は?」というものがあった。 小学校の時、名前でからかわれたことを思いだした。私は、子供心にこの名前がとんでもなく嫌だった。名前を言うと、変な顔をされたり、笑われたりもした。グイッ...

最近、嬉しかったこと

     校長 片山 造 週末の夜、十年以上会っていない教え子からメールが届きました。 以下、メールの内容。「先生お久しぶりです。覚えていますか○○です。なぜ突然メールしたかというと、私が先生に教えてもらい、ずっと心の支えにしてきた言葉をふとテレビで目にしたからです。~中略~それは、相田みつおさんの「道」という言葉です。当時、先生に黒板に書いてもらった一文字ずつ、今でも脳裏に残っています。そして(...

「汗をかけ!」~6月15日(月)3年生の始業式で話したこと~

     校長 片山 造 私は長い間、教員として「高校野球」に関わってきました。 部員をかき集め、1回戦でコールド負け。そんな学校でも球児の目標は「甲子園」です 。しかし全国3700校で頂点に立つことができるのは、たった1校しかありません。 何かを一生懸命に成し遂げようとする時、「目標」は欠かせないもの。例えば、(○●の仕事につく!)、(○●大学に合格する)、(とにかく高校を卒業する)そのために何...